2015年8月29日土曜日

『狭山少年少女合唱団』

狭山少年少女合唱団の練習会場にお伺いして参りました。

発音の細かな部分をご指導

自分の地元で積極的な活動をしていらっしゃる団で、常々お声を聴かせていただきたいと思っておりまして、やっと取材が実現いたしました。
まだ夏休み中でしたので少々欠席の団員さんもいたようですが、近々の演奏予定のプログラムに添った具体的な練習のひとコマを拝見させていただきました。

ご指導の砂田弘行先生とは、なんと住まいも近くだったことが判明。また、他のご指導の先生は自分の出身の所沢市立清進小学校に勤務されていたこともおありと、いろいろとご縁を感じることができ嬉しくなりました。(厳しかった藤本先生の話題でしばし談笑。。)

『しあわせなら手をたたこう』『グリーングリーン』など長年歌い継がれているスタンダード的な曲の他、『すてきな一歩』(作詞/長井理佳 作曲/長谷部匡俊)も練習されていて、歌声ごとに演奏ごとに歌が存在するんだなと改めて感じました。

普段の狭い仕事場と、自分の心と頭の中だけでの作業に”歌の現場のリアルな歌声”を補給することができました。演奏会や練習など、許される範囲で出来る限り実際に聴ける機会をこれからも持ちたいと思います。
砂田先生、団員の皆様、保護者様、ご関係の皆様、貴重なお時間をありがとうございました。またお目に&お耳にかかれますように。
練習会場の入間川小学校
main site

2015年8月26日水曜日

『混声合唱;いのちのリレー』


さんごのみなさん(kiroroのお二方と仲宗根泉さんのユニット)が歌うNHK沖縄放送局戦後70年テーマソング『いのちのリレー』の混声3部合唱の拙編版がオンキョウパブリッシュより発売されました。
楽譜本編に”演奏ノート”としても書き添えさえていただきましたが、優しさと力強さに包まれた素敵な曲です。歌詞が語りかけてきたり訴えてきたり、聴くたびに発見もありました。
原曲の世界観とイメージを出来る限り残しつつも、混声合唱らしい表情が出せるようにと考え制作いたしました。
原曲のアレンジは亀田誠治さんで、亀田さんの奥様はシンガーソングライターの下成佐登子さん。高校生の頃の大大大大.......憧れだった方。
小さい頃からなんとなく歌作りのまねごとをしていた自分にとって、透き通る美しい声で自作の歌を奏でる姿は、まだまだ未熟な自分にとって遠い遠い憧れの存在でした。
現代のネット技術などのおかげで、そんな憧れだった方とお近づきになることができて夢のようです。あの高校生の頃の自分がみたら、さぞビックリすることでしょう。

この歌が生まれるために携わられた皆様、素敵な歌をありがとうございます。
本当に末端ではありますが、自分もほんの少だけ近くから聴くことができてとても嬉しく思います。
これから多くの皆様の元に届き、長らく歌い継がれていくようにお祈り申し上げます。

試聴や練習用などに各ヴァージョンの音源も配信されています。
itunes レコチョク アマゾンMP3ストア 他、各種配信サイトからご覧ください。
サンプルダイジェストもございます。


どこかでお目に&お耳にかかれますように。

main site

2015年8月22日土曜日

『第15回箱根合唱セミナー』

全日本合唱教育研究会東京支部主催の箱根合唱セミナーが開催されご盛会のうちに終了いたしました。今回で第15回でしたが、箱根での開催は一旦区切りとなり、来年は東京で『夏の合唱セミナー』としてリニューアル開催されることもアナウンスされました。
自分は第10回の記念大会から毎年参加させていただき、自作の紹介やゲスト、講師としても貴重な機会を得て参りました。

ここでの出会いで広がったご縁も多く、また作り手としてどうしようもなく上手くいかなかった時の参加で、気持ちをリセットできたこともありました。

今回は噴火が懸念される事態になり開催も危ぶまれましたが、無事の開催と錚々たるおなじみの講師陣の皆様のパワフルな講座内容、懇親会でのオフショットなどなど、盛り沢山で充実の二泊三日でした。

自作は新曲の混声『花言葉』(作詞/神詩音)のお披露目と、春の合唱セミナーで発表された同声『「バリアンテ号」勇敢な船』(作詞/神詩音)(New Song ライブラリー【同声編②】小学生のためのクラス合唱新曲集 永遠のキャンバスに収録)も、セミナー用教材に収録されました。

気さくにお声掛けくださったご出席の皆様、形態変えのご要望や、生徒さんや歌の現場での様子をお教えくださった日々ご多忙の先生方、若さと可能性と向上心を今一度気付かせてくれた現役大学生の若人s、そしてご尽力頂いたすべてのスタッフの皆様、ご関係の皆様、今回も本当にありがとうございました。

日々なにかといろいろもろもろですが、私のモットーである『うたはこころ』『あきらめない』と共に参ります。
どこかでお目に&お耳にかかれますように。

春に発表された『「バリアンテ号」勇敢な船』も収録されました今セミナー教材の一部

新曲は混声『花言葉』(作詞/神詩音)です

”箱根ラベル”ともしばしお別れ。。。

main site

2015年8月19日水曜日

『かならず かならず/混声版完成』

おかげさまで多くの皆様に歌い親しんでいただいている同声『かならず かならず』(教育芸術社刊)ですが、リアレンジが完成しまして、このたび混声三部版も出来上がりました。中学校の先生方、一般の合唱団やサークルの皆様にもお伝えできれば光栄です。

2008年に同声版が曲集『光る夏』に収録されて以来、多くのご感想や歌われているお便りが届くようになり、その中で混声版のリクエストも頂くようになりました。
シンプルで軽快なメロディ、歌詞がどんどん降り注いでくる感じ、特徴的な掛け合いが親しまれるきっかけになったのかなと作者なりに分析しています。
自分にとっては結果的にエポックメイキングになった『かならず かならず』を"第2章"に進ませたいと思います。

尚、ピアノ伴奏は同声版と同じにしましたので、これまで同声版に親しんでいただけた現場の皆様にもフレキシブルにご対応いただけるかと思います。
楽譜のお求めやお問い合わせは教育芸術社までお願いいたします。
ぜひお目に&お耳にかかれますように。

...............................................................................

また以前にもアップしましたが、カラオケのサンプルです。フルサイズをご希望の方も引き続きウエルカムです。
main site のcontactからか、kumikon@@kit.hi-ho.ne.jpまでご連絡ください。
(@@を半角@の1つに直してください)

main site

2015年8月7日金曜日

『歌づくりと指導法セミナー;終了』

先日の8月1日に開催されました自分担当の『くみこん先生の歌づくりと指導法セミナー』がおかげさまで無事終了いたしました。
予想どおりの大変な猛暑日でしたが、多くの皆様にご参加頂きました。
作りたい、伝えたい、向上したい、教えたい、知りたい、越えたい。。。
いろいろな”たい”を想定して、始めての方にもキャリアのある方にも、何かヒントや気付きに繋がればと思い、普段の制作と指導を重ねて来た中で知ったことをお話しいたしました。
こういった機会、実は自分の方が教えられるということがとても多いのです。
だから、お教えする立場ながらご参加の皆様には感謝感謝です。
そして、また自分も作品を生み出していこうと気持ちも新たになります。
限られた時間でしたが、貴重な時間を共有できました。ありがとうございます。
いろいろ検討し、これからも発信を続けていきたいと思います。
またお目に&お耳にかかりましょうね!


main site
Google+

2015年7月13日月曜日

『大東しみんのうた&アーカイブス』

大阪の大東市の大東しみんのうたを作曲させて頂いてから10年以上経ちましたが、大東市在住で作詞の西村由美子さんから、大東しみんのうたが冊子やメディア等に取り上げて頂く機会があるたびにお知らせくださって、自作のゆくえを知ることが出来て大変ありがたく拝見しています。
先日も最新の冊子を送ってくださいました。
自分は地元ではないので普段は失礼ながら忘れてしまいがちですが、視聴するチャンスを頂けて作者としての責任を改めて感じたりしています。
ゆるきゃらはダイトン
この大東しみんの歌のお披露目イベントの会場での出会いやご縁が、今の制作活動に繋がっています。続けることは大変なことも多いですが、続けることで繋がっていくことがきっとあると思います。


....................................

先日のポストの通り、最近はじめた過去曲のリアレンジの第2弾『こんなに こんなに』をアーカイブスとしてアップロードしました。


デモ録音当時の古いファイルしかない状態からでも、最近ではさほど難しくないセッティングでもリアレンジ&リレコが可能になりました。
過去に思い巡らすだけではなく、過去の経験や未熟さがあるからこその今の制作としてとらえ、また創り進めていきたいと思います。

『こんなに こんなに』
作詞/Vo. 影山円  作曲/arr.  貫輪久美子

....................................

『かならず かならず』のフルサイズカラオケも引き続きお問い合わせ&ご希望募集中です!メッセージ欄か、メインサイトのcontactからお気軽にどうぞ!







main site



2015年6月29日月曜日

『かならず かならず』と共に

教員、指導者の皆様や編集に関わる方々、講演や審査にお伺いした先々で拙作『かならず かならず』(教育芸術社刊)を歌ってくださっている旨の嬉しいご報告を頂きありがとうございます。
また、jasracの文書からも多くの場面で歌われていることが分かり、本当に『かならず かならず』は元気にやってるなぁ、、と、しみじみと作った頃のこと、初めて油面小学校の皆さんの演奏を聴いて、先生や団員の皆さんの前で涙が止まらなかったことなどをじんわり思い出したりしています。

歌って頂けることはなんて幸せなことでしょう

歌われているのは、クラスの『今月の歌』や音楽朝会でのひとコマ、地域の高齢者向け施設への訪問での歌のプレゼントなど、作り手の予想を越えた旅を続けているようです。
そんないろいろなお便りを見聞きしているうちに、自分も今一度『かならず かならず』を歌いそして、『かならず かならず』の風景をもっともっと知りたいと思います。そこで、新たなヴァージョンのトラックを作りました。
折々に、気軽に、元気に、つぶやくように。。。。どんな場面で、どんな気持ちの時に、どんなタイミングの時、この歌が一緒に居るのか想像しています。

サンプルの音源を載せてみました。もしご興味をお持ちいただけまたらメッセージでお知らせください(*を@マークに変えてください)。フルサイズの音源をご提供いたします。
なにかのカタチで歌の場面を拝見、拝聴できたら幸いです。動画も大歓迎です。


これからも『かならず かならず』に、助けられたり励まされたりしながら、新たなチャレンジも含めて進んでいきたいと思います。

main site

2015年6月20日土曜日

『アーカイブス;影山円(Madoka Kageyama) "星をあげる"』

配信、投稿動画、オンデマンド、生中継動画など、インターネットの普及で一昔前にくらべると、作品を発信するカタチもさまざまになりました。
そういったツールで自分にもできることに加え、webを管理してくださる方のご協力を頂いて、これまで制作した作品であまり広く公開できなかったものなどを、少しずつアーカイブとして改めて残しておく作業を始めました。
作業をしながら音楽的にも気持ち的にも、もう一度その作品と向き合うことがいろいろ気付かせてくれています。
最初に取りかかったのは影山円の歌う『星をあげる』です。
録音をしたのはもう何年も前ですが、あれこれ話し合いながら何曲も制作をしていた時期があります。
現在は海外に居を移している彼女ですが、年月を経てまた新たな表情やパフォーマンスを届けてくれる日が待たれます。



2015年6月15日月曜日

『下成佐登子さんの新曲』

ポプコン(ヤマハポピュラーソングコンテスト)と聞いて懐かしさに包まれる年代の方もいらっしゃると思います。
当時ポプコンとリンクした音楽番組『コッキーポップ』は、私の大好きな番組でした。
テレビとラジオ両方で放送があり、自作自演、シンガーソングライター、オリジナル、、、という世界を知る刺激的なプログラムでした。
夢中になって聴いた何人かのアーティストさんの中のおひとり下成佐登子さん(ご本名 亀田佐登子さん)が新譜『ETERNITY』『エール』をリリースされました。

およそ35年前、『コッキーポップ』に佐登子さんが出演される回を心待ちにして、耳コピをくり返して弾き語りの真似ごとをくり返しました。
デビュー曲の『秋の一日』の切ない歌詞と細かい譜割りが透き通る歌声と重なって、何度聴いても新鮮でした。
何十年後にインターネットというツールのおかげで、憧れだったアーティストさんを近くに感じることができるなんて、もちろん当時の自分には想像もできなかったことです。

CP80(YAMAHA CPシリーズ)に憧れて(八神純子さんは特注の白を弾いていた)、でも、高校生の自分にはもちろん買えず超廉価モデルのCP20をローンで買い、見よう見まねであれこれ弾いていた頃から約35年。月並みな言い方ですが遠い日でありながら、でも鮮やかに思い出されます。
佐登子さん、リリースおめでとうございます。コッキーポップでのご出演を心待ちにしていたように、これからの発信も楽しみにしております。

素敵な色合いのジャケットデザインです

約35年前に制作のバンドのデモテープ。(よくなくさなかった!)


main site

2015年6月12日金曜日

『かならず かならず』の風景

拙作同声二部『かならず かならず』(教育芸術社刊/『光る夏』収録』取り組まれている風景にまたひとつ出会えました。なんと今回は1年生の皆さんです。
合唱としてはまだ難しいところは有るかもしれませんが、この曲の特徴の”リズミカルでキャッチボールのような”掛け合いが、低学年の皆さんにも興味を持ってもらえたかもしれません。
セミナーや講話などで必ずリクエスト頂く『かならず かならず』が、年月を経ても広く親しまれて歌い継がれることを願って、さらに新しいものも発信を続けていきたいと思います。
瀬戸市立深川小学校の皆さん、先生方、歌ってくださってありがとうございました。

掲載のご許可を頂いております

main site ; kumikon's world

2015年6月10日水曜日

『長岡市 音楽の力を高める会 合唱指導研修会』

新潟県長岡市で開催されました『音楽の力を高める会 合唱指導研修会』の講師にお招き頂きお伺いいたしました。
会場に向かうの車窓からの景色は、まだ雪が残る山々と米どころの通り緑の田んぼが続きます。あと何ヶ月かすると黄金色の稲が揺れるであろう情景が目に浮かびました。

今講習では『自作の紹介』と『作品作りのエピソード』などの講話とご指導をさせて頂きました。
限られた時間ではございましたが、作り手である自分自身で拙作についてお話しすることができ、ご参加頂いた皆様からまたこちらにフィードバックして頂くことも多く、新たな向上心や気付き満載の一日でした。

ご準備や当日のサポートなどご関係の皆様、ご参加頂きました諸先生方、出版社のご担当様、ご尽力に御礼申し上げます。また、こういった貴重な体験のオーダーをして頂き、作家として大変光栄に思っております。少しでも何かをお伝えできていれば嬉しいです。
またお目に&お耳にかかれますように。

大きな窓の気持ちのよい空間でした

2015年6月3日水曜日

『New Song ライブラリー 【同声編②】永遠のキャンバス』


『卒業の日』
は、混声三部版で既に刊行されておりましたが、同声二部版も収録になりました。形態変えリアレンジは混声版制作時に既に作っておりましたので、今回の収録でまた幅広く親しんで頂けたら嬉しいです。

「バリアンテ号」勇敢な船』は、ダイナミックでテンポよく歌える曲に仕上がりました。『きょうのよき日さようなら 』は、ゆったりと穏やかに歌えます。
いずれもコンパクトで取り組みやすい曲だと思います。

クラス合唱の名だたる作家の皆様と同じ曲集でご一緒させて頂きとても光栄ですが、中でも『愛をあげよう』(作曲/三宅悠太 作曲/おかべてつろう)が「こどもの国」開園50周年記念式典に於いて、天皇皇后両陛下のご臨席のもと、町田市立鶴川第二小学校の皆さんによって初演されたという、とてもとても素敵なニュース報道がありました。
歌のご縁がいろいろな場面、いろいろなタイミングで繋がっていくリアルをこんなに身近に感じられて驚きと感動を新たにしています。三宅先生、おかべさん、鶴川第二小学校の皆さん、ご指導の眞鍋なゝ子先生、制作に関わられた全ての皆様、おめでとうございます。
そんな愛にあふれる作品、様々な場面で歌える魅力的な作品全19曲です。
ぜひどこかでお目に&お耳にかかれますように。

レコーディングの様子はこちらから



おなじみの装丁で今回はきれいなオレンジ系です